ゾウアザラシの採餌動作のビデオ撮影に成功しました。 彼らは深海でいろいろな餌を捕食していました。 深海は真っ暗闇なので、ビデオ撮影のためには明かりが必要になります。 ゾウアザラシの行動を妨げない様に目に見えない赤外光を光源として選びました。 赤外光の水中での減衰は非常に大きく、遠くまでは届きません。 餌が確認できる50cm程度の撮影になります。 採餌を撮影するには撮影開始のタイミングが重要です。 あらかじめ設定した深さで、採餌動作を開始してから撮影をスタートしました。 この方法で効率よく採餌行動を撮影することができました。 |
ゾウアザラシ |
北ゾウアザラシ |
南ゾウアザラシ |
ゾウアザラシの頭に取り付けたビデオロガーです。 ビデオカメラのレンズは粘着性の物質で保護されています。 粘着性の物質はゾウアザラシが水に入ると溶けてしまいます。 アンテナがついている機器はGPSデータを担当するアルゴス送信機です。 |
水深400mで象アザラシの頭部に装着したビデオの映像 (2022.05.09 アップロード) |
項目 | 特 性 |
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耐圧 | 2000m |
深度測定 | 0 to 2000m |
温度測定 | -10 to 50℃ |
採餌回数測定 | 0 to 15 回 /5秒 |
記録間隔 | 5sec/point |
ビデオ記録時間 | 4 分 X 30 回 |
ロガー記録日数 | 214 日 |
外形(ビデオ) | 28mm φ X 150mm |
外形(赤外ライト) | 28mm φ X 150mm |